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【直談判のススメ】社会人2年目で給与交渉。年収を1.5倍にした方法

突然ですが、今の給料に満足していますか?

ある調査によると約50%の人が、 現在の収入に不満を感じているそうです。

一方で、給与交渉をしたことがある人は
1割にも満たないそうです。

2年前まで私もそうでした。

でも、毎日の生活や将来への貯蓄に向けて給料をあげたい!
と一念発起して、上司に直談判しました。

最初は色々と考えて躊躇ったのですが、やってよかったと思っています。今後のキャリア形成でも自分の価値を意識しながら進めていくきっかけになりました。

給与交渉なんて考えたことなかったけど、収入が上がるなら、
ちゃんと考えてみたい!という方の参考になれば嬉しいです。

転職活動を始めた

転職活動は、年収UPを目指している人には
必要不可欠なアクションだと思います。

私もどの会社にするかは深く考えず、
転職サイトに登録しました。
(例)リクナビNEXTパソナキャリア、ビズリーチJAC

登録して良かったことが3つあります。

人材市場の動向を知ることができた

業界や会社の状況は、採用活動に大きく反映されます。

人材市場で働く専門家の方々は、
そういった情報に日々触れているため、
自分で細かく調べるよりも広く深い情報を教えてくれます。

とても勉強になりました。

自分の市場価値を知ることができた

面談の機会を頂き、率直に
給料をあげたい旨を伝えました。

経験やスキルをもとに、
求人市場での価値を教えてくれます。

直近で転職の予定がないことも
伝えていたのにも関わらず、
社外での評価を丁寧に説明してくれました。

感謝しかないです。

交渉を有利に進めることができた

交渉では相手に納得してもらうための
自信と根拠が必要になります。

社外での評価は、客観性があり
納得感があります。

ただし、客観的な情報を伝えることは大事ですが、
謙虚さはもっと大事だと思います。

横柄にならぬよう。

成果を出したタイミングで給料交渉をした

何事もタイミングが大事です。

適切な時期に、適切なアプローチをすることで、
交渉成功の確率があがります。

それは、成果を出したときや、
任せられる役割が増えたときです。

私の場合は、営業職だったので
以下の情報をまとめました。

 ・自分がメインで獲得した案件の利益総額
 ・役割と責任の範囲
 ・転職市場での市場価値

こういった情報が揃っているタイミングであれば、上司も、
給料UPの妥当性を社内に説明しやすいのではないか、
と考えました。

交渉が近くなると、上司の機嫌が良い時をうかがっていました。

正式な「場」を作って給料交渉をした

私は、一度失敗しました。

飲み会の席や、日常会話の中で話をしてしまい、
翌日には無かったことになっていました。

ちゃんとした場で話さなければ
意味がないことを学びました。

定期面談や、面談の仕組みがない場合は、
打合せの場を調整するのが良さそうです。

業務時間内は憚れるという場合は、
休憩時間や業務後に、正式な形で時間をとってもらえるよう
お願いしましょう。

それくらい、「場」は大事です。

場ができたら、ストレートに、

『給与を上げたいと思っています。』

と伝えます。

条件を引き出した

情報を揃えて、タイミングを見計って
直談判をしたのですが、一発でOKは出ませんでした。

しかし、そこで食い下がってはダメだと思い、
不足している条件や求めていることを聞きました。

後日それらの情報を整理して、再挑戦しました。

一発勝負ではなく、断られてからが勝負

締め

給料交渉と聞くと、「図々しい」とか
「自己中」といったイメージがあるかもしれません。

でも、綺麗事抜きで自分の人生を豊かにする手段の一つとして、
給料は大事な要素だと思っています。

そのため、自分の提供価値に見合った対価をもらうための
努力は続けていくべきだと考えています。

交渉の成否は、会社の規模、財務状況、上司、自身の成果など
色々な要素に左右されるかもしれません。

それでも、”チャンス”が来たときに、
給与UP成功の確率をあげられるよう、
準備を整えておくことが大事だと思います。